2014年1月25日土曜日

豪ドルの歴史と為替相場

外国為替の運用でとても人気がある通貨が、豪ドルだといいます。

1996年に世界に登場した通貨が豪ドルで、以前オーストラリアで使用されていたのがオーストラリアポンドです。

オーストラリアはポンドという名称が示すとおり、英国通過を中心としたポンド通貨圏に含まれていたのです。

ポンドが豪ドルとなったことで英国ポンドから離れたということです。

オーストラリアの景気は、1990年後半にアジア通貨危機の為替の影響などで低迷したことがあります。

そこから豪ドルは下落していきましたが、2000年に為替レートは底値までいき、以後は上昇局面にだんだん入っていきます。

資源国である豪ドルが注目されたのは、中国やインドの景気が回復し、資源価格が上昇したからだそうです。

たくさんの人が、長い期間の利上げがあったことから、豪ドルを買ったのです。

世界的な金融危機のせいで資源価格が大幅に下落したのが2007年です。

投資マネーの豪ドルからの流出が、利下げをされたことで起こりましたが、以後は少しずつ回復してきているようです。

大規模な経済対策と中国向けの輸出の増加を追い風に、豪ドルは今後成長する可能性のある貨幣であるというのが、これからの見通しです。

為替差益を得るためには豪ドルは大切な貨幣になるといえるので、金融規制の強化やインフレの高まりなどがリスク原因としてあげられるとはいえ活用してみてはいかがでしょうか。

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