2013年12月24日火曜日

為替相場での円高とドル円について

1円に対して交換できる相手通貨の単位数が相対的に高いことを指すのが、円高といいます。

ドル円の為替レートが、例えば1ドル100円の場合と1ドル90円の場合では、円高というのが1ドル90円の方です。

人によっては円高と呼ぶことに対して為替の額が少ないのに変だと感じるのではないでしょうか。

ですが同じ為替の円に対してドルをもっとたくさん得ることができるほうが円の価値としては高いいう意味なのです。

米ドルに限らず、通貨は国の地域や数だけ、世界にはユーロやポンドなどさまざまな通貨が流通しています。

けれどドルという基軸通貨を中心に回っているのが外国為替市場なので、為替はドル円を引き合いに判断することがほとんどなのです。

ドル円が円高のほうが、海外旅行に行く場合には得をするのではないでしょうか。

ドル円が円高だとあまりたくさんの買い物ができなくなるのは、国外から日本へ旅行に来ている人たちです。

円高になると輸出という点から見ると、海外からの購入にはプラスに働きますが、他国に対して国内の労働力などが高騰し、競争力の低下の一因となるでしょう。

ドル円の間の円高が2000年代に入ってからはサププライムローンやアメリカの財政問題などの要因となって進行し、かなり深刻な影響を受けているのが日本の製造業です。

輸入品と競合している産業、国内の輸出産業やその下請け会社は、円高になってしまうとマイナスなのです。

円高不況とも呼ばれているのが、為替相場のドル円の現在の取引です。

0 件のコメント:

コメントを投稿